メタボリック シンドローム症候群が世間の注目を集めています。でもメタボリック シンドローム症候群とはどういうことでしょう?メタボリック シンドローム症候群になると何が心配なの?「メタボな人」とは…
●メタボリック シンドローム症候群
メタボリック シンドロームという言葉をよく耳にするようになりました。「メタボリック シンドローム症候群はからだによくないことはなんとなくわかる。でも、メタボリック シンドロームって何? メタボリック シンドローム症候群の診断基準やメタボリック シンドローム症候群にならないための予防法は?」・・・メタボリック シンドローム症候群について詳しく解説しましょう。

メタボリック シンドローム症候群を理解しましょう!
メタボリック シンドローム症候群とは?
メタボリック シンドローム(Metabolic Syndrome)症候群とは、内臓脂肪型肥満を背景にして、複数の生活習慣病が合併している状態をいいます。内臓脂肪肥満とは、内臓のまわりに脂肪がたまったためにおこる肥満のことです。また、メタボリック シンドローム症候群の原因となる生活習慣病には高血圧・高脂血症・高血糖・糖尿病などがあります。つまり、メタボリック シンドローム症候群とは、内臓脂肪型肥満に加え、生活習慣病である「血圧高め」・「血糖値高め」・「中性脂肪高め」のうち2つ以上をもつ人のことをいうのです。
メタボリック シンドローム症候群になると?
メタボリック シンドローム症候群の人は、内臓脂肪型肥満で更に生活習慣病を複数有しているということですから、健康であるとは言えません。では、メタボリック シンドローム症候群になるとどうなるのでしょうか? メタボリック シンドローム症候群の人は「心筋梗塞」や「脳梗塞」の危険性が格段に高まることがわかってきたのです。なぜ、メタボリック シンドローム症候群が「心筋梗塞」や「脳梗塞」をひきおこすのでしょうか。それは、「動脈硬化」と深く関わってきます。「心筋梗塞」や「脳梗塞」は、血管を流れる血液の異常などからおこることはご存知ですね。そしてその血管の血液の流れに異常をきたすものが「動脈硬化」です。さらに、「動脈硬化」がおこる大きな原因は生活習慣病です。おなかに貯まった内臓脂肪と複数の生活習慣病がタッグを組んだ状態がメタボリック シンドローム症候群で、メタボリック シンドロームは「動脈硬化」をどんどん進めていくというわけです。
メタボリック シンドローム参考リンク
■血圧の平均
・メタボリック シンドロームと関係する血圧について知りましょう
■タボリックシンドローム撲滅委員会
・タボリックシンドローム撲滅をめざす運動をしています
■体脂肪の平均
・メタボリック シンドロームと関係する体脂肪について理解しましょう
メタボリック シンドロームの診断基準
日本では、「メタボリックシンドローム診断基準検討委員会」(日本動脈硬化学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会など8学会から選出されたメンバーで構成)が設定し、日本内科学会総会で発表した日本でのメタボリックシンドロームの診断基準は以下の通りです。
(1)復位測定値(おへその周囲)
・男性85cm以上
・女性90cm以上
(2)次の3つのうち2つ以上に該当する
●中性脂肪150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値が40mg/dL未満のいずれか、またはいずれも満たすもの(高脂血症)
●収縮時血圧が130mmHg以上、または拡張期血圧85mmHg以上のいずれか、またはいずれも満たすもの(高血圧)
●空腹時血糖が110mg/dL以上(高血糖)
メタボリックシンドロームの診断基準では、上記の(1)に加え、(2)のうちの2項目以上を満たす人がメタボリック シンドロームです!
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メタボリック シンドロームと診断されたら
メタボリック シンドロームの定義を満たすと相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるため、ハイリスク群として予防・治療の対象とされます。メタボリック シンドロームと診断された場合は、まずその要因を明確にし疾患の理解をすることが大切です。特に内臓脂肪型肥満は、メタボリック シンドローム症候群のひとつの基準でありますから、まずは内臓脂肪を減らすことが大切となるでしょう。内臓脂肪型肥満は、男性ではリンゴ型肥満、女性では洋ナシ形肥満に対して注意が呼びかけられています。内臓脂肪型肥満は、食事療法や運動などの正しいダイエット法を行うことによって改善することができます。また、正しい生活習慣を行い、喫煙者であれば、血管の収縮と血圧の上昇を防ぐため、禁煙努力も行うことも必要でしょう。また、メタボリック シンドローム症候群にならないための予防も同じことが言えます。
メタボリック シンドロームの研究は、今後もさらに続けられるでしょうから、メタボリック シンドローム症候群と診断されたら医師に相談し改善するよう努力しましょう!


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